SAILING POEMS

If you are good enough, someone will notice.

育児

紙芝居は続く

子どもたちが保育園児のころ、近くの実家の父が、図書館で紙芝居を借りてきて、毎日のように読んでくれた。そのうち童心社の台まで買ってきた。 子どもたちは「おじいちゃんの紙芝居」を栄養にして、すくすく育った。 長らくしまい込んでいたが、また、小さ…

Kの金言

「ネガティブ思考はだめだよ。まわりまで暗くしちゃうから」 言われてみて、さっき話したことの根っこはたしかにネガティブだったなと反省。 赤ちゃんのときから感じているが、子どもに教えることと同じくらい、教えてもらうことは多い。親子は上下関係では…

瀬戸際の受験生

瀬戸際だからこそ笑顔で応援すればいいのだが、なにしろ突っ込みどころ満載ゆえ、いちいちイライラして叱咤罵倒してしまう…と、闘病仲間の親友に愚痴ったら、「病気がわかった当初の心境を思い出せば、娘の受験期に立ち会えることだけでもありがたいと思うは…

親も引退

中バス引退の親子打ち上げ。最後にママたちからお花をいただいた。キャプテン母の仕事お疲れさまでした、とのサプライズ。Kから「3年間ありがとうございました」と手渡された。うれしかった。 皆さまも、お疲れさまでした。毎朝の朝練5時起き、試合の応援、…

マイペースに着々と

成長し続けるUの、怖いほどにキラキラ輝く力強さに圧倒され、せいぜい邪魔だけはしないよう、背中からそ〜っと見守る今日この頃。18歳、万歳!

画才

‪Kの期末テストが返ってきた。 部活トラブルでほとんど勉強できなかったわりには、やるじゃないか。 まず数学、物理、英語、現代文をチェック、よし。お、美術が学年300人中6位以内の帯に入っている!宇宙兄弟の犬アポを描いただけというが。どんな絵だった…

幹か枝葉か

http://toyokeizai.net/articles/-/136928 これ、デキる子だけの話ではなくて、自分が勉強を教えるやり方として、意識していました。まだ子どもたちが小学生で、私にも教えられる内容だったころに。 今、君がわかっていないのは、葉っぱのようでいて、実は幹…

キャプテンたるもの

デビュー戦の次の週末は、休む間もなくシード決め大会だった。Kたちは、7校中2位で、なんとか第2シードを獲得した。が、親としては、考えさせられることが多かった。本人に言っても「運動もしていない人に言われたくない」と一蹴されるのが目に見えている…

勝つ難しさ

Kたちの公式戦デビューは、3勝2敗、ブロック10校中5位だった。決勝トーナメント進出ならず。ここ数年の先輩方のめざましい活躍により、都内屈指の強豪校に名を連ねてきたが、「おや?今年は弱いぞ」と思われたに違いない。が、強がりじゃなくて、負けてよ…

円陣だけで青春

目の前であたりまえに組まれている円陣が、そこに存在するだけで強烈な「青春臭」を放ってきた。青春すぎる。クラクラした。私は女だし、部活はゆるくやり過ごしてたし、こんな円陣は組んだこともないくせに、なぜか自分が通ってきた道と同じだと感じるノス…

相田みつを的

スマホの写真を整理していたら、2年前、Kが小6のとき書いたこんなのが。学校の壁かな。相田みつををまねたと思われる。まあキラキラなこと。親バカですが、疾走する生命感に、チカラを分けてもらいました。

LINEで会議!

高1のU、このあと21:30から友達とLINEで会議をするそうだ。「アジアオセアニア地域に関する自由研究」をグループワークして発表せよ、という地理の課題。最初はインドネシアにする予定が、やはりチームメンバー全員が行ったことのある場所にしようというこ…

つるもさの法則?

学級閉鎖中もKは自宅でしゃべりまくる。「ねぇ、つるもさの法則って知ってる?昔からロシアのいちばん偉い人はつる頭とモサモサ頭が交互にくるってことなんだよ」。なるほどそうだね。「世界」というユニークな科目の先生が教えてくれたそうだ。楽しそうだな…

ミニバス

祖母と姉からのFlying Tigerみやげのバスケゴールで真剣勝負。JRスミスのモノマネも。「やった!こういうのがあると、アメリカの子ども部屋みたい♡」って、遅れてきた欧米化?

ジョーダンvsコービー

最近はLINEでメッセージを送ってもスルーするようになってきたKが、めずらしく「観といて。試合中にジョーダンがコービーにアドバイスするんだ、すごいよ」と、バスケの映像をメールしてきた。 ほんとだ。トップレベルは敵同士でも、相手への敬意をもって高…

Jordan Superfly 4

[caption id="attachment_521" align="alignnone" width="1536"] 1足目がきつくなったので、2足目を、部活仲間と渋谷のGallery2で買ってきました。迷いに迷って選んだらしい。またもやジョーダン。ジョーダンの偉人パワーは世代を超えています。むむむ一人…

ガチ部活

Kの入ったバスケ部は、先輩が都大会ベスト8入りを果たしたこともあってか、練習が激しい。敬語は早々に覚えた。試合の待ち合わせ場所には30分前集合。遅刻は連帯責任で全員罰走22㎞。なぜか19:40まで練習できるため、帰宅は21:00近くなる。ちょっと遅すぎる…

ただ走るだけ。

せっかく自由な学校に入ったのに、片手で数えるほどしかない「練習の厳しい運動部」であるバスケ部に入部したK。夏休みに入ってからもほぼ毎日通っている。 中1たちは、先輩の練習している端で、ひたすらダッシュ。何時間も、何往復も、何キロも。一人でも遅…

バスケ部始まる。

中高生の部活は、大会のシーズン。バスケ部に入ったKは、毎週末、先輩の試合の応援に。早朝から夜まで帰ってこない。少年野球のときを思い出した。 どうやらバスケ部の応援は、少年野球とはまたガラリと違うらしい。この前は、相手チームの応援が行き過ぎだ…

熊の気持ち

去年小6だったKは、塾の社会の先生から「K君はときどき天然ですね」と言われていた。 ある晩、電話台に無造作に置かれた答案に、夫がふふふと笑っていた。地方分権について述べよ、という問いに対し、Kは、里山に下りてくる熊の駆除は地方自治体に任されて…

子育て新局面

3年前に娘が中一になったときには感じなかった緊張感を、今、中一の息子に対して抱いている。あまりに真っ白すぎて、来る色来る色にどんどん染まっていくからだ。個人差も、性差も、どちらもあると思うけど。 心が染まるのと同時に、カラダも染まってくるの…

中1と高2と文化祭

昨日は祝日を返上して文化祭美術部門の準備に向かったK。連日看板の下地塗りで、ジーンズもTシャツも黄色いペンキだらけだったので、昨夜は何色を着けてくるかと思いきや、朝から晩まで巨大看板の移動とビラの挟み込みだったそうで、昼食も20分制限、クタク…

時間貧乏②

①の続き。 うまくいかない原因がわかったきたら、まず、いきなり結論に飛んで、辞められるのか、辞められないのかを精査する。 例えば、仕事が辛い→じゃ辞められるか?→諸事情により辞めるわけにはいかない。 夫とうまくいかない→じゃ夫婦を辞められるか?→…

時間貧乏①

ワーキングマザーは「時間貧乏」という記事を見た。仕事に追われて夜遅く夕食を作り、子どもとゆっくり向き合う時間が取れず、余裕がなくて邪険にしてしまう、というのだ。 この雑誌の、ワーキングマザーをなんでも悲惨な物語に押し込む癖は苦手だが、それは…

自由とは。Kの入学式

二日連続で入学式。今日は斬新なスタイルだった。なんと4人の高校生が次々と登場し、それぞれの考える「自由」を語ってくれた。彼らには、中学一年生にも、その保護者たちにも伝えたいことがちゃんとあって、どちらをも笑わせるユーモアに満ちていた。たいし…

30年ぶり、母校の入学式。

今日は保護者として講堂のパイプ椅子に座る。老父母は、私の前に座った。喜寿を越えた父の髪は見事に真っ白で、でもゴルフとヨガで鍛えている姿勢はまっすぐ。これまたゴルフとカーブスで鍛えている母も、まだパンツスーツが似合う。いっしょに来れてよかっ…

塾への「保護者体験記」(高校受験)

タイトル: 静かな闘志 我が家は中3の娘と、小6の息子の中高ダブル受験でした。受験が迫ってきて親からのプレッシャーがきつくなったと嘆く友人に対して、娘は、「うちは弟の中学受験のほうがたいへんだから、両親の神経は弟に集中していて、私はラッキー…

合格5カ条

自分の受験は小学校、中学校、高校、大学で計9戦。子どもたちの受験も小学校、中学校、高校と計12戦終えたところで、母子ぜーんぶ合わせると16勝5敗(このうち私が3敗)。これだけ数をこなせば、さすがに合格する方法を体得できる。将来の孫やひ孫が…

電通報2012/5/7 文武両道な子の母の話

娘が中学生になった。小さいころから押しが弱く、気が利かないのが心配だった。それが自己紹介で、「おとなしく見えるかもしれませんが、言いたいことは言います。だからいろんな面があると感じるかもしれません。特技は水泳、ピアノ、作文。好きなテレビや…

電通報2011/12/5 努力を褒める

優秀な新入社員や、成績の良い子どもには、つい「頭がいいね」と声を掛ける。だが、この褒め方は、さらなる成長の妨げとなるそうだ。スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドゥエック氏の研究によれば、知性ではなく、努力を褒めた方が伸びるという。「よ…