SAILING POEMS

If you are good enough, someone will notice.

合格5カ条

自分の受験は小学校、中学校、高校、大学で計9戦。子どもたちの受験も小学校、中学校、高校と計12戦終えたところで、母子ぜーんぶ合わせると16勝5敗(このうち私が3敗)。これだけ数をこなせば、さすがに合格する方法を体得できる。将来の孫やひ孫が受験する場合に少しでも参考になれば、ということで、家訓として以下に記す。

ちなみに、どれもシンプルだが、ことあるごとに徹底して説き続けた。特に大切なのは①。②~⑤の大前提となる。だから①を守らないときは、張り倒してでも守らせた。

合格5カ条(主に中学受験)

①全力を尽くせ。

そうすればどんな結果になっても後悔だけはしないで済む。日々の勉強で全力を尽くしてもなぜかうまくいかないときは必ず相談すること。一緒に工夫しよう。

②順位や偏差値にとらわれるな。

母集団における自分の位置を知るための目安にすぎないから。ただの目安に一喜一憂するのは、自分が小さい男だと宣言するのと同じ。

③早く寝よう。

塾の宿題が終わらなくても、眠くなるまで粘ったりせず、時間が来たら寝る。8時間半から9時間は寝る。宿題が終わらないのが嫌ならば、早起きして終わらせよう。脳も成長期。成長ホルモンの出る22:00~2:00は寝ていたい。Kが小4のとき国語になっていなかった国語が、最後には安定した得点源となったのは、努力もあるけれど、ちゃんと寝て、脳細胞がつながったり、増えたりしたからだと思う。

④主役は君だ。

某中学の説明会で「東大進学実績」ばかり聞かされたとき、Kは「中学の話が聴きたいのになんで東大なんだよ。もう帰ろう」と不機嫌になったよね。君は正しい。東大は箱にすぎない。主役は君だ。君が何を考え、何を創り、どう生きるかがすべてなのだ。

⑤Enjoy!

人生は死ぬまで挑戦。これから君が挑むであろう数えきれない挑戦のうち、中学受験は最初の大きめのやつ、というくらいのもの。思いっきりもがいて、楽しんで!