SAILING POEMS

If you are good enough, someone will notice.

バスケ部始まる。

中高生の部活は、大会のシーズン。バスケ部に入ったKは、毎週末、先輩の試合の応援に。早朝から夜まで帰ってこない。少年野球のときを思い出した。

どうやらバスケ部の応援は、少年野球とはまたガラリと違うらしい。この前は、相手チームの応援が行き過ぎだと言いながら、家でしょっちゅう大声でマネしている。「今の♪、今の♪どう見ても、ファウル、ファウル、ファウルだよ♪」「チャッ、チャッ、ナイスファウル!」………フェアプレイ精神を踏みにじる迫力。メロディが明るく軽やかなのも、鬼気迫る。マネすると、毒を吐いたのと同じでスッキリするのかな?ああ、今もまたマネしている。

バスケ界もおもしろそうだ。ちかぢか試合の偵察に行こう。

母親たちは、自分の意志や好みとは無関係に、未知のバスケママ界に漕ぎ出す。少年野球のときよりこっそりと漕ぐ。もう親離れ期だからね。ママ臭は控えめにしないとね。

でも、息子たちの知らないところでは、ママたちの同志感は強くなりそう。朝練早起き弁当作りの同志、部活熱中で勉強そっちのけ息子の成績に悩む同志、家で口数が減ってくる反抗期はまともな成長だけどさびしいね同志、ああ息子とどうつきあっていけばいいんだろ同志、、、またここでも仲間が増えそう。たぶん子ども絡みでできる最後の仲間だな。楽しみじゃ。