2016-08-22 アルヴォ・ペルト 書評 台風過ぎたかな。アルヴォ・ペルトがぴったりな、静かにわずかに強く燃える空。25年前に、大人びた同期女子AがくれたCD。哀しくなるほど美しい。と、今、ようやく感じる。Aは、「難解なCD」でなく、美しい旋律をプレゼントしてくれたのだ。あの若さでこの深淵がわかっていたとは。恐るべし。