中間管理職を数年やってつくづく思うのだが、仕事を楽しんでいる人にはみな、好奇心とチャレンジ精神がある。好奇心がないと仕事が広がらない。チャレンジ精神がないとお金を獲ってこれない。
この二つがあれば、「もう年だから××」「男のくせに××」「女だから××」と言われることもない。
チャレンジすれば、当然失敗もする。が、試行錯誤を経て、うまくいくことも出てくる。お金を稼げるようになると、自信が出て、失敗が怖くなくなる。
チャレンジしないと、失敗はしないかもしれないが、仕事は狭いまま、新たな利益も得られない。失敗しないと、失敗が怖くなる。失敗が怖くて、チャレンジできなくなる。負の循環。
両方完備している部下は放牧。失敗したときだけ火を消して、相談してきたときだけ相談に乗ればいい。私ごときがお膳立てなどしなくても、勝手に難題に挑んで稼いでくる。
そうでない場合は、なんとかして小さな成功体験を得られるように道をつくる。もちろん全部じゃなくて、最初の数歩分だけ。
毎日、それの、繰り返し。
この繰り返しは、中間管理職の責務ではあるが、私の好奇心とチャレンジ精神とは無関係。
わくわくしていないと、老けていく。時間は大切。
